|
|
|
 |
022 |
初めて飼う ミルクスネーク |
|
 |
|
赤・黒・白(または黄色)のトライカラーで知られるミルクスネークは、どの亜種も色彩的に美しいだけでなく、サイズも手頃でコーンスネークやキングスネークと並ぶ代表的なペットスネークの1つ。コレクションして亜種ごとのバリエーションの違いを楽しんだり、逆に気に入った亜種を選んでじっくりと飼い込んでみたり…と、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力です。
|
1. ケージ
ヘビの飼育に最低限必要なスペースの目安は、ふつう幅がヘビの全長の半分〜2/3、奥行きと高さがさらにその半分程度と言われています。ミルクスネークは、ふつう全長1メートル前後。幼蛇から全長50センチぐらいまでなら、背の低いフラット・タイプのプラケースが便利です。成体でも、45〜60センチ水槽クラスのケージで十分飼育が可能です。木に登ったりといった立体活動はほとんどしないヘビですので、高さはそれほど必要ありません。ケージは、ショップのオリジナル・ケージを利用するか、市販の水槽に網蓋を組み合わせて使うことになりますが、見栄えを気にしないなら、蓋に通気用の穴を開けた衣装ケースを利用することもできます。
2. 床材
ウッドシェイブを用いれば、ヘビが潜って落ち着きます。ただし、この場合は、少しでも汚れたらまめに交換するようにしないと、ダニが発生しやすいので注意しましょう。また、新聞紙を敷いて、汚れたら取り替えるようにすると管理は楽ですが、ヘビが新聞紙の間に潜ってしまって観察しづらいという欠点もあります。
3. 水容器
脱皮不全を防ぐためにも、とぐろを巻いて全身がすっぽり入る大きさのものを用意します。ヘビのサイズに応じて、プラケース・タッパウェアなどが利用できます。成体では、ひっくり返されることのないよう、重い陶器製のものを使用すると良いでしょう。
4. シェルター
神経質なヘビなので、落ち着かせるために必ず設置します。素焼きの植木鉢などを伏せてケージ内に設置します。この場合、鉢底の穴は石膏などで塞いでしまい、縁にヘビの胴回りと同じぐらいの入り口を設けます。使用する鉢のサイズは、ヘビがとぐろを巻いた状態ですっぽり収まる程度が適当です。このシェルターとは別に、特に餌付いていない幼蛇には、蓋をしたタッパーウエアに湿った水苔を詰め、側面にヘビの太さと同じぐらいの径の出入り口を設けたものを用意すると良いでしょう。
高温には弱い傾向があるため、気温は日中25℃前後、夜間は20℃ぐらいまで下げます。生後2年ほどで成熟して繁殖が可能となりますので、それまでは冬場も加温して飼育するほうが無難です。 保温は、プラケースや小型のケージならプレートヒーターを下に敷くだけでも可能です。この場合、ヒーターをケージの全面に敷いてしまうと温度が上がりすぎてしまうことがありますので、あくまでケージの1/3〜半分ほどにとどめて様子を見ます。45〜60cm水槽クラスのケージでは、光を出さないタイプの保温電球をサーモスタットにつないで使用し、これで十分に温度が上がりきらないようなら、プレートヒーターを併用すると良いでしょう。
マウスやピンクマウスを与えますが、小型の亜種ではアダルトマウスを呑めないものもいます。エサの大きさは、ヘビの胴回りと同じかやや細めぐらいが目安。後で吐くこともあるため、大きすぎるエサは避けたほうが無難です。また、臆病なため、生きたエサを与えることも避けます。幼蛇にはピンクマウスを4〜5日に1回ほど。成長とともに、ファジー・ホッパー・アダルトマウス…と、サイズを切り替えていきます。成蛇サイズになったら、給餌は1週間〜10日に1回で十分でしょう。いずれにしても、フンをしたら与えるようにすれば、間違いないと言えます。なお、餌付いていない幼蛇には、トカゲの皮や血をつけたピンクマウスを与えると食べてくれることがあります。
水容器の水は、汚れていなくても3〜4日おきに交換するように心掛けましょう。

|
|
|
● ピタリ適温(みどり商会)
・外気温5〜20℃のとき、自動的に25〜29℃に保温します。
・ゲージの下に敷いて使える厚さ1mmの遠赤外線プレートヒーター。
|
|
|
|
● ビバリウム・ムーンシャワー
・光をほとんど発しないために、夜行性爬虫類に最適な保温電球です。
・ケージ全体の保温が可能です。クリップ・スタンド別売。
● ひまわり(みどり商会)
・照射角度を自由に変えられるクリップ・スタンド。クリップ部分を取り外せば、市販の網蓋にねじ止めできます。
● シャトル(みどり商会)
・やけど防止用ネット。「ひまわり」と組み合わせてご使用ください。
|
|
|
|
● 冷凍ピンクマウス
● 冷凍マウス
|
|